12月3日、国連ニューヨーク本部では、グテーレス国連事務総長のリーダーシップのもと、各国の代表を迎えて、国際障害者デー記念ハイレベル・パネルが開催されました。

エクアドル大使、イタリア大使、アラブ首長国連邦大使らと共にハイレベル・パネルに登壇された川村泰久日本政府特命全権大使は、障害者の権利と包摂的な都市づくりをめぐり、2020年パラリンピックに向けた日本の様々な取り組みを紹介されました。

その中で、EMPOWER Projectの活動について、

「東京大学の学生が中心となり、見えやすい障害か見えにくい障害かに関わらず、障害のある方達が協力が必要な時には「いつでも声をかけて」という「協力者」の意思を、「マゼンタ・スター」のバッジを身につけることで示す「EMPOWER Project」を立ち上げました。この活動は、全ての人々、特に、自身の状況を明らかにしたくない人々や、外見からはわかりにくい困難のある人々の社会的包摂を妨げるバリアの根絶につながりうるものです。このプロジェクトは、昨年の本イベントで紹介された他、国連人口基金(UNFPA)、国連女性機関(UN Women)、国連開発計画(UNDP)等と共に、この活動を広げるための様々なイベントを開催しています。」

と、ご紹介くださりました。

川村大使のスピーチは、UN TVにてご覧いただけます。(43分43秒あたりから)

国連本部から世界に向けて、EMPOWER Projectの活動をご紹介いただくことができ、大変光栄で、幸せです。

心よりありがとうございました。