11/23-25の3日間、東京大学駒場キャンパスでは「駒場祭2018」が開催されました。ピエール・エルメ・パリやアイサーチジャパンとのコラボを含めた様々なワークショップを行いましたので、今回はたくさんの写真を交えながら、その様子をレポートしていきます。

 

1日目には、「マカロンといっしょ w/ ピエール・エルメ・パリ」を開催しました!

先日の「マカロンデー2018」に引き続き、マカロン・アクセサリー作りを行いました。

ピエール・エルメ・パリからはマチューさんがお越し下さり、マカロンについての素敵なお話しをしてくださいました。

「足」という意味のあるマカロンの「ピエ」についてのお話のほか、マカロンには色、味など、たくさんの種類があり、まさに我々人間は「マカロンといっしょ」だねといったお話をしてくださいました。

その後、マチューさんが持ってきてくださった色とりどりのマカロンをよく観察しながらいただき…

オリジナルのマカロン・アクセサリー作りスタート!

各々自分の好きな色の粘土や粉を使って、マカロンと星型レジンを作成していきます。

1つにまとめて、色とりどりのマカロン・アクセサリーが完成です!

マチューさんはピエール・エルメの代表作でもある「イスパハン」を作って下さいました!とってもリアル!

貴重な機会を与えてくださったピエール・エルメ・パリの皆様、来て下さった皆様、ありがとうございました!

 

日が変わって2日目には、「ピンクノイルカ w/ アイサーチ・ジャパン」を開催しました!

まずは、アイサーチ・ジャパンの代表を務める相良さんがイルカやクジラについての講義をして下さいました。

イルカの種類や、イルカとクジラの大きさの違い、イルカの秘密について、楽しいクイズを交えながら楽しくお話して下さいました。クジラの大きさを体験するために15mもあるロープを伸ばしてみたり、、、知らないことばかりで驚きの連続でした。

今回作るイルカは「シナウスイロイルカ」という特別なピンクのイルカ!いよいよ制作に移ります。

造形作家の成田さんの指導を受けつつ、ちょっとずつイルカを完成させていきます。

いくつものパーツをこねたり切ったりして徐々に完成に近づけていきます。

同じものを作っていてもこんなに個性が出てくるのですね!

最後に、相良さんから大切なメッセージが伝えられます。

今、イルカやクジラが住む海がゴミによって汚れています。

そのゴミによって、イルカやクジラが苦しんでいます。

私たち人間も、自然の大きな”つながり”の中で生きています。

イルカやクジラのために私たちにできることを少しづつでも行動に移していきましょう。

“つながり”を大切に生きていきましょう。

イルカが完成ししたら、自分オリジナルの名前をつけてパシャり。

シールなどが入った素敵なお土産も!

素敵な機会を与えてくださったアイサーチ・ジャパンの皆様、そして来て下さった皆様、ありがとうございました!

 

常設ワークショップとしては、3日間を通して「EMPOWERテヅクリFactory」を開催し、マゼンタ・スターのバッジ作り&リクリエイト万華鏡作りを行いました。

すっかりEMPOWERのお馴染みワークショップとなった缶バッジ作りは今回も大盛況!

たくさんの子供たちがマゼンタ・スターの入ったオリジナル缶バッジを作ってくれました。

今回初の取り組みとなったリクリエイト万華鏡作り。

材料として使う着物の布は、東宝株式会社演出部の砂川幸子さんからお譲りいただきました。NHK第1回のラジオ放送に出演された清元七五三さんが使われていたものです。

本企画では、使わなくなった着物を万華鏡のおしゃれなアクセサリーという形でリクリエイトさせていただきました!また、トイレットペーパーの芯も材料に使っており、身近な資源を再利用して、日本の文化を感じながら、地球に優しい万華鏡を作れるこのワークショップもとても人気でした!

 

ワークショップの他にも展示を行い、国際研修「国連と文化」参加学生によるNY報告のほか、東京2020応援プログラム〜オリンピック休戦×EMPOWERの一環として「センソウとヘイワと競技展」も展示しました。

 

ワークショップを通して、この世界や自然に思いを馳せることができたと同時に、たくさんの方々にEMPOWERを知っていただき、たくさんの笑顔に触れることができた、とても楽しい駒場祭でした。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました!!