2006年、国連は「障害者権利条約」を採択しました。

この条約は、障害者、そして「周辺化された人々」をめぐるパラダイムを大きく書き換えました。
かつて、障害者という時には、なんらかの医学的コンディションを有している人、という考え方が一般的でした。
この、いわば「障害は人に存在している」という考え方は「医学モデル」と呼ばれます。
これに対し、障害者権利条約は、ある人が何らかの医学的コンディションを有していることは、この方の個性の一つでしかなく、その人々の生活を妨げる何かを「障害」ととらえるようになったのです。
例えば
車イスを利用している方が障害を有しているわけではなく、その通行を阻んでいる「階段」が障害である、といったことですね。
このように、「人」ではなく、「社会」がバリアや障害を生んでいると考える「社会モデル」は、社会、つまりは私たち一人一人が変わることを必要としています。
この際、インフラ、情報やサービスのアクセシビリティーと共に、時に最も強く大きな壁になることがある、個人個人の態度や行動を同時に変えていく必要があると思います。